刀(銘)藤原国貞

刀(銘)藤原国貞

¥2,200,000 税込

商品番号 : mi1871

時代 江戸初期(1625年頃) 摂津国
刃長 2尺3寸0分(69.7㎝) 反り 1.2㎝
元幅 3.04㎝, 元重 7.4㎜, 先幅 2.12cm, 先重 -
法量 750g
付属 白鞘、黒呂色塗鞘打刀拵 赤銅に金着せ二重はばき
造込み 本造り 庵棟 うぶ茎
彫刻 なし
地鉄 板目肌杢交じり、肌立ってザングリとした肌合いに、地沸厚く付き、地景よく入る
刃文 直ぐ焼きだしに始まり。互の目に小湾れ、尖り刃、丁字風の刃が交じる。足入り、金線、砂流し盛んに働き、沸良くつき、下半は匂口しまり心となり、所々玉状の飛び焼きを交える。
帽子 浅く湾れて、小丸く、先掃け心に長めに返る
棟小丸、刃上がり心の栗尻、大筋違い鑢
目釘穴 1個
鑑定書 特別保存鑑定書
登録証 三重県登録、昭和26.3.13付
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説明

初代和泉守国貞は天正17年日向に生まれ、のち上洛して堀川国広門下となり、越後守国儔に師事したと伝えられています。国広没後、同門の初代国助と共に大阪に移住し、大阪新刀の先駆者となりました。元和九年「和泉守」を受領、晩年は入道して道和と称し、慶安5年63歳で没しました。大阪正宗と讃えられた井上真改は、この国貞の次男として生まれ、初銘を父と同じく国貞と切ったので、初代を親国貞、二代を真改国貞と呼んでおります。
本作は、「藤原国貞」の珍しい四字銘で、和泉守を受領する前の最初期作で、神津伯押形に掲載された貴重な刀です。
大業物、上々作の刀工で、多数の作品が重要刀剣、重要美術品にも指定されています。

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